熊本にある西岡神宮のホームページをご訪問頂きまして有り難うございます。当宮は千三百年の歴史と三十三の神々が宿りし古の社。始まりは和銅6年（713年）、時の天皇の命により宇土地域の総鎮護として中原（壇原）に創建されました。後に関白藤原道隆が八幡宮を合わせて祀ったことで、三宮大明神と称することとなり、地元熊本の方々には三宮さんの名で長く親しまれております。
当神社はいつも皆様に幸福と安らぎを与え、日常の中で親しめる存在でありたいと思っております。

安産祈願をお考えの方は是非、当神社でご祈願ください。安産祈願はその名の通り、生まれてくる子供、そして母親の無事を祈る日本古来からの風習です。
一般的には妊娠5ヶ月目に入った妊婦さんのお腹に岩田帯を巻いて祈願・お祓いをしお守りを授かるという形式になりますが、これは日本以外ではほとんど例が見られないそうです。
日本では古来より妊婦さんのお腹に帯を巻くことは縁起が良いとされ、今でも多くの方に馴染みのある祈願となります。また、縁担ぎとして、子沢山である犬にかけて「戌の日」に執り行います。
（戌の日とは、干支が割り振られた暦のことで12日に一度めぐって来ます。妊娠5ヶ月目に2～3回巡ってきます。）

そんな安産祈願ですが、当神社でも受け付けております。
当神社には稚児宮(ちごのみや)という子供の守り神が祀られおり、歴史も古く、安産祈願をお考えの方にとてもご利益があります。15分程度でご祈祷出来ますのでお気軽にご利用ください。
ご予約は随時受け付けております。
戌の日は混み合うことが予想されますのでお早めにご予約いただくか、大安などの縁起の良い日や、ご都合の良い日時でご予約ください。 戌の日がわからない方はご予約時にご相談ください。

◆ご予約　随時
◆持ち物　腹帯
◆御祈願料　お志しです
◆その他　妊婦の代理でもご祈祷は可能です。その場合は妊婦さんのご住所をご確認いたしますのでご了承ください。また産後の腹帯、御守り等は当神社にお持ち頂ければお焚き上いたします。

西岡神宮では安産祈願を始め、七五三や神前結婚式など、さまざまなご祈願を承っております。それぞれの事情に応じてご祈祷の内容も変わってまいります。家内安全、交通安全など、神社内で行われる祈願・地鎮祭の他に、上棟祭など、神職が神社外へ出向いて祈るご祈願もございます。
ご祈願についてご質問などありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

磐座（いわくら）とは神が宿る岩として、古くから日本にある自然崇拝（精霊崇拝・アニミズム）のひとつです。時とともに社殿が造られるに従い、信仰は神石である御神体からは遠のき、神社そのものに変わっていきました。元より古神道からの信仰の場に社を建てる場合がほとんどで、境内には注連縄が飾られた神木や霊石がそのまま存在する神社が多くございます。
当宮にも神の宿る岩、磐座があり、その形は百の景色を表しているようだと言われたことから古くより百官石と呼ばれております。和銅6年（713年）に当宮勧請の折、神が降臨したと言われる神石です。