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境内案内
西岡神宮には本殿と末社がございます。末社は「東之相殿末社」「西之相殿末社」「稚児宮」「祖霊社」「百官石」と呼ばれ親しまれております。昔は十二社それぞれにお社が一社毎、祀れておりましたが、現在は「東之相殿末社」「西之相殿末社」にそれぞれ六社づつの神様が合祀し相殿として祀られております。
また「稚児宮」は出雲大社の大国主神様と共に国土開発に力を注いだ「少彦名神(すくなひこなのかみ)」という神様が、「祖霊社」には先ほどの「大国主命(おおくにぬしのみこと)」と海の神様の「市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)」がお祀りされております。
百官石
和銅6年(西暦713年)に勧請されるまで、当神社の神石(磐座)は神々の依代として人々の信仰を仰いでまいりました。この石は様々な景色を見てきたことから百官石ともいわれております。
慶長4年(西暦1599年)の春、日比左近右衛門という鉄砲頭が庭石にしようと取って帰ったところ、夜の間光り続けることから慶長6年(西暦1601)の春に三宮社内に戻したとあります。その後、聖なる光を放つ神石であると崇められてきたと記録に残っております。
西之相殿
昔の鎮座地では東西に12社それぞれお社に祀られていましたが、現在では東と西に6社毎を合祀して1社に相殿として祀られています。この西之相殿には六柱の神様がお祀りされております。
稚児宮
子供の成長と安産を守る「少彦名神」が祀られております。細川氏により、家のさらなる安泰と無事を祈願するために勧請されました。また代々の藩主を始め、御家老・家中に至るまで深く崇敬され、毎年の祭には藩主から燈籠が寄進されております。現在では子供の成長に関する諸願成就の神として、多くの方々に参拝いただいているお社です。
東之相殿
東之相殿には「西之相殿末社」と同様に、六柱の神様がお祀りされています。
祖霊社
【御祭神】大国主命 市杵島姫命 祖霊
【御神徳】夫婦円満・子孫繁栄
日本人の霊魂観は神より出でて神に遷る。
つまり、産土神より戴いた生命は必ず産土の社に遷ると云う霊魂観に基いて、氏子崇敬者の祖霊に感謝し、御霊鎮めとして祀られています。